10月に入りました。秋の花がきれいに咲くちょうど今頃、毎年、近隣の各中学校では高校ごとの説明会が行われます。
全ての中学校が、全ての高校を呼んで説明を聞くわけではありません。その中学校で、生徒の進路希望が多い高校を呼び、一校10分から15分程度で説明を聞く場合が多いようです。本校は、校長又は教頭1名と実際に授業を担当している先生1名がペアになり、二人で各中学校の説明会にお伺いしています。
一校当たりの持ち時間が10分~15分程度ですから、いかに要領よく日立北高の良さをアピールできるかがポイントです。
15分という限られた時間の中で、聞き手である中学3年生と保護者の皆さんの心に残る説明をするために、各校ともそれぞれ工夫しています。
説明のメインはあくまでも一緒に行っている先生ですから、その前に校長として何を話そうか、みんなきちんと聞いてくれるか、何分ぐらい話しても大丈夫かなど、いろいろ考えながら会場に向かいます。
日立北が大切にしてきた三つの言葉、
【継続は力なり】
【文武不岐】
どこの中学校でも、必ず紹介しています。
最初に校長または教頭が1分程度話した後、一緒に行っている先生がプロジェクターを使いながら本校の良さを話していきます。その語り口からは、話している先生の教育にかける情熱が感じられ、「日立北高は 本当にいい先生に恵まれている学校だな」と、校長としてうれしく感じます。
本校の初代校長が開校時に、「本校は新設校でまだ何もありませんが、先生方だけはどこの学校にも負けない自信があります。」と挨拶しましたが、それは今でも同じです。「日立北高の特長を一言で言うとなんですか?」と聞かれたら、自信を持ってこう答えます。「それは先生方です。」
私は今週・来週も含めて6つの中学校の説明会にお伺いしますが、一人でも多くの中学生や保護者の方に、日立北高の良さが伝わればうれしいと思っています。