【数理モデルで茨城の課題を解く】 具体的な問題に、具体的な解決方法を考えます。
→ 茨城の人々(大人)が現在解決できていない課題(地域課題)に高校生が解決を目指してチャレンジする大胆な試みです。
→ 解決するために、数理モデルを使うという制約があります。
今年度の取り組みの記録
7月 筑波大学教授の日立北への出張講義
8月上旬 筑波合宿 最適化モデル・ソフト・プログラミング研修
9・10月 データ収集・結果の検討・モデルの改良
11月8日 最終発表
本校生は、3グループに分かれて研究した成果を披露しました。
生徒自身が身近な生活体験の中から課題を見つけ、その課題をオペレーションズ・リサーチの理論を用いて解析し、解決策を提案するというものです。
研究課題を自分自身で決めなければなりません。これが一番難しいところです。
やっと決まった課題でも、数学的解決するために、モデル化が必要です。
どんなにすばらしい課題でも、数式化できない課題は、最適化をすることはできません。また、一からやり直しです。
それぞれのグループにティーチングアシスタント(TA)である大学院生2名が指導に当たってくださいました。適切なアドバイスをもらいながら、なんとかテーマを決定することができました。
本校 1班チームのテーマは
「待機児童数を最小にする。」
日立市内の保育施設・幼稚園及びその保護者約300名にアンケート調査に協力していただきました。ご協力ありがとうございました。
本校 2班チームのテーマは
「打ちみずによる日立北高冷涼計画」です
打ちみずによって、よりエコでより簡単に日立北高の暑さを和らげたい。
本校 3班チームのテーマは
「日立北高 教室引っ越し計画」です。
日立北高生は、選択授業のたびに大勢が教室移動に時間をかけています。うまく教室配置を決めて、移動教室までの距離を短くしたい。