2015.11.19 進路講演会開催されました。

平成27年度 進路講演会が開催されました。

演題  『英語、そして英語教育』

講師  文教大学国際学部教授  阿野幸一 先生

先生の経歴を簡単に紹介いたします。DSC01085_RDSC01073_R

早稲田大学教育学を卒業後、埼玉県の公立高校の英語教員として勤務いたしました。硬式テニスでインターハイに出場するなど、部活動の指導に精力的に取り組みました。

34歳で英語教育を極めたいと一念発起して、県立高校の大学院修学制度で、早稲田大学大学院に入学、その後、修士課程・博士課程を修了いたしました。

 

DSC01098_RDSC01089_R大学教員として早稲田大学・茨城大学教員を経て現職。専門は英語教育学(主として中学校・高校での指導方法)を研究されています。

全国各地で、中高の英語教員対象の研修会で講演会でも活躍されております。また、2008年度より NHKラジオ第二放送『基礎英語3』の講師を5間担当し、2013年度から『基礎英語2』の講師を担当しております。

1 自己紹介 2 生徒としての英語学習 3 英語講師として

4 英語教育の研究者として 5 英語で世界を広げましょう

DSC01069_RDSC01053_RDSC01050_RDSC01034_RDSC01059_RDSC01100_R生徒たちは、メモをとりながら熱心に講演に聞き入っていました。

講演の中で、特に印象に残ったことは、以下の6点でした。

 

 

(1)2009年度の『基礎英語3』では、1年間にわたって水戸近辺の歴史、人物、観光スポットを話題に取り上げた。たいへん親切にしていただき感謝している。

 

(2)英語の達人たちは、『音読』を重視している人が多い。

英語を上達したい生徒は『音読』しなさい。

 

(3)『音読』は1種類ではない。様々な音読が開発されています。私は、現在30種類にチャレンジ中。

(是非 基礎英語を聞いてください)

 

(4)私は、大学時代テニスに熱中しました。しかし、英語でも毎日、必ずNHKの『ラジオ講座』『ラジオ英語ニュース』を有効に活用してきました。

 

(5)大学の恩師の言葉

英語を上達するためには、いろいろなものに挑戦するより、『何か一つだけでも良いから、最後までとことん追求した方が有効である。』

DSC01092_RDSC01073_R(6)音読の効果 実証研究結果(茨城大学講師時代に茨城大学生で実験)     一日20分間の音読を90日間継続 →  3ヶ月後 TOEICを受験

平均80点の上昇が得られた。    (最大280点の上昇)

   

語学の習得には、継続は欠かせない。

毎日学習することが大切。

『継続は力なり』

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