第14回浪漫祭を2日間実施しました。本校の文化祭である浪漫祭は3年に2回連続のサイクルで開催されます。今年は連続実施の2年目で,昨年より規模を拡大して実施しました。1日目の校内発表では,本校の卒業生である作詞家,作曲家,編曲家,シンガ-ソングライタ-のマシコタツロウ氏をお迎えし,講演会と吹奏楽部との共演を実施し交流を深めました。
マシコ氏は,「ダメ期こそが・・・」という演題で生い立ちから日立北高での高校生活,大学生時代の経験,そして歌手一青窈のデビューに関わり自分も作曲家デビューすることになり,名曲「ハナミズキ」が誕生するまでの逸話などを楽しく語っていただきました。何度かつらい時代があったからこそ今の成功があり,ダメな時期があっても諦めず自分が好きなことを発信し続けるように後輩へエ-ルをおくってくれました。講演の後,自身の曲を3曲ピアノで歌い,最後に吹奏楽部の演奏とともに「ハナミズキ」を熱唱しました。
2日目の一般公開では,1600名以上の来場者があり,公開終了時間まで活気に満ちた浪漫祭となりました。来場されたお客様に,今回のテーマである本校生の‘Passion’(情熱)を感じ取っていただけたら,生徒達を始め教職員の何よりの喜びです。