2020.11.6 創立40周年記念進路講演会を開催しました
本日,元サッカー日本代表, 鹿島アントラーズ クラブ・リレーションズ・オフィサー
( C.R.O ) 中田 浩二さんをお招きし, 「夢を持つことの大切さ」という演題で,創立40周年記念進路講演会を開催いたしました。
周年事業実行委員会では,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,やむなく記念式典の中止を決定いたしました。しかしながら,本校の歴史を振り返り,新たな発展を目指す契機とするため,そして,未来を担う生徒のために,何とか講演会は開催できないかという思いで準備を進めてまいりました。予断の許さない厳しい状況ではありますが,このたび 株式会社鹿島アントラーズF.C様の格別のご高配を賜り,地域連携事業の一環として講演会の開催が実現いたしました。
中田さんは,鹿島アントラーズの伝統を継承し,現在はC.R.Oとしてビジネスの分野を中心に多方面で活躍されている方です。昨年は,本校も参加している筑波大学との高大連携事業で,社会工学専攻の大学院生として高校生の指導にも当たられました。今回,そのご縁で,講演のご依頼を申し上げましたところ,快くお引き受けくださいました。帝京高校,J1鹿島,日本代表チーム,海外クラブチームというサッカー選手としてのキャリア・筑波大学大学院生・鹿島アントラーズC.R.Oというそれぞれの経験・立場から「チャレンジすること」,「コミュニケーション」, 「仲間」, 「夢をもつこと」などの大切さを中心にご講演いただきました。 詳細については,40周年の記念誌に委ねたいと思います。どの感想文にも,中田さんの言葉をしっかりと心に刻み,「夢と希望を持ち,努力を続けていきたい」,「いつか自分に戻ってくると信じて,小さなことでも積み上げていきたい」,「何事も失敗をおそれずチャレンジしていきたい」など力強い言葉が記されていました。生徒の皆さんには,「コロナ禍であってもできることはたくさんある」と思いを新たにして,学校生活を送ってほしいと思います。
奇しくも,中田さんがお生まれになったのは1979年(昭和54年)で,本校の設置が県議会で決議された年でもあります。本校と同じ時代を歩んでこられた中田さんの今日の講演は,本校の創立40周年にふさわしいたいへん意義深いものとなりました。
ご多用の中ご講演いただいた中田 浩二 さんならびにご厚情を賜りました鹿島アントラーズ 地域連携チームの皆様に心から感謝申し上げますとともに,皆様のますますのご活躍と株式会社鹿島アントラーズF.C様のますますのご発展を祈念いたしております。
(写真の掲載については,鹿島アントラーズF.C様の許諾をいただいております)
※「高大連携事業」リンク先:Nippoku Style 2019.11.4