2022.4.1 新しい年度が始まりました。

初めまして、今回の異動で、退職された鈴木 仁 校長先生の後任として、小瀬高校から日立北高に転任して参りました、校長の内桶二郎です。

40年の歴史を刻み、県北の名門校として確固たる地位を築いてきた日立北高に赴任できたことを大変光栄に思います。実は、私は、かつて、日立北高に教諭(数学担当)として9年間勤務しておりました。今回20年ぶりに再び日立北高を訪れることとなり、懐かしさと、人の世の不思議な縁を実感しています。

今日まで【継続は力なり】のスローガンのもとに、日立北の良き伝統を築かれた諸先輩方(生徒や先生方)の熱い思いとご労苦や、生徒や保護者・地域の方々から寄せられる期待を思うとき、自身に課された責任の重さに、身が引き締まる思いがしております。

さて、このNippoku Styleでは、校長室から見た日立北高生の活動の様子や、私が気付いた生徒、先生方や学校のさりげない日常を切り取ってお届けできたらと考えています。 本日午前中の職員会議では、先生方に【目指す学校像】に関連したお話しを致しました。Keywordは次の通りです。

①「体験に勝る学びなし」体験を重視し、生涯役立つ「学び方を学ぶ教育」の実現を。 ②「【失敗】と書いて【成長】と読む」の精神で。チャレンジする生徒の背中を押そう。③「学校は挫折から立ち直る術を学ぶ場」生徒に伴走し、生徒のレジリエンスを育もう。④「互いの多様性(Diversity)を尊重(Respect)」できる「グローカル」な態度を育もう。 

日立北高の先生 方とは初めての出会いですが、皆さん、真剣な表情で耳を傾けて下さり、先生方の強い意欲を感じました。生徒や保護者、地域の方々、そして先生方とで力を携えて、日立北高の新たな飛躍のページを、共につくっていけるよう尽力してまいります。どうぞ宜しくお願いします。

 

 午後に、20年ぶりの訪れた日立北高の校舎内を歩いてみました。中庭では、柔らかな春の日差しの中、20年前と変わらぬ木々達が大きく成長した姿で迎えてくれました。寒の戻りが有りましたが、花や新芽は着実に春の装いの準備をしているようです。

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