2023.04.07【第43回入学式】挙行

 4月7日(金)、 10:00~【第43回入学式】を挙行しました。今年度は 新型コロナ禍による各種制限が緩和されたことを受けて、来賓の方々や保護者を多数お招きし、吹奏楽部の生演奏を復活させるなど、3年振りに縮小のない形で実施することができました。 吹奏楽部の演奏とともに、少々緊張した面持ちで入場した新入生でしたが、入学許可宣言の際には、担任の先生からの呼名に対して、大きな声で返事をする頼もしい姿が見られました。 校長式辞では以下の3点についてお話しをしました。

①皆さんの高校生活は白紙の状態。どんな3年間になるかは『思い=志』にかかっている。日立北高で、思いを注ぎ込めるものを見つけ「思い=志」を持って努力を継続して欲しい。
②挫折から立ち直る「しなやかな回復力=レジリエンス」を、日立北高で身につけて欲しい。「失敗と書いて”せいちょう”と読む」の精神で、失敗を恐れず挑戦して欲しい。
③喜びを分かち合える生涯の友と出会い、学びの楽しさや人の道を示して下さる先生との出会い、運命を変える本との出会いなど、人生を豊かにする出会いを大切にして欲しい。
 入学生宣誓では、入学生215名を代表して、1年5組の佐々木渉真くんが「日立北高の名に恥じないように、勉強や部活動に力を尽くしていきたい」と立派に決意表明を行いました。   

 来賓を代表して、本校同窓会長の佐藤十王様からは「日立北高では、伝統的に努力を尊ぶ気風があり、生徒は、努力を継続し、部活動・進路実現で大きな成果を上げてきた。卒業生は学校で努力の仕方を学んで社会に出て活躍している。『明日の自分を今日つくる』という言葉を胸に刻み、1日1日を大切にして、新しい自分を創って欲しい」と、心温まる励ましの言葉を頂きました。入学式次第も滞りなく終了し、第1学年団の教員紹介が行われました。その後、新入生は担任の先導で退場し、各HR教室において、はじめてのLHRに臨みました。

 曇りがちの風の強い1日でしたが、雨に降られることもなく、無事、入学式を終えることができました。昼頃には晴れ間も見られ、校門付近の「入学式」の懸垂幕の前では、多くの保護者と新入生が集まり記念写真を撮る姿が見られました。   

 新入生の表情からは、緊張の中にも、高校生活への期待と意気込みがうかがえる、素晴らしい入学式でした。入学生の皆さんが、支えてくれる周囲の人々への感謝の気持ちを忘れずに、有意義な高校生活を送り、大きく成長できることを祈っています。

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