Nippoku Style | 難しかったけれど楽しかった!
 
 今日,2年生の希望者が,筑波大学応用理工学類の1日体験教室に参加してきました。
 午前7時半前にバスで十王駅を出発した生徒達は,筑波大学に到着後,午前中は大学からの各種説明や「生命とは何か」という講義を聴いたりしました。午後からは,生徒それぞれの希望するテーマに分かれて実験を体験し,最後は体験した実験について各班ごとに発表を行って,1日を終えました。
 生徒達が自分の進路を決めるとき,実際にその大学に行き,そこで何かを体験するのとしないのとでは,その後の意欲が大きく違ってきます。やはり,自分の目で見て,自分の肌で感じて,その上で「ここに入りたい!」となれば,学習に対する取り組み方が変わってきます。
 大学を見学することは,雑誌等で見ているだけでは感じられない実際の研究の雰囲気を直接感じることができるので,そこに進学するかどうかは別にしても,生徒達の視野を広めるのに大きな効果があると私たちは考えています。ですから,多くの大学で行われている「体験」に,積極的に参加するよう生徒達に勧めています。
 筑波大学での体験実験に参加して帰ってきた生徒達の表情は,今日一日が充実した体験実験であったことを伺わせてくれるもので,ある生徒は引率した教員にこんなことを言ったそうです。「難しかったけれど楽しかった!」
 大学に出向くことで,「研究の楽しさ」を生徒達は感じてくれたのだと思います。生徒の心にしみるこのような取組を,これからも続けていくことが大切です。


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