今日は土曜日で課外はありません。でも，学校を生徒達に開放しているので，部活動の生徒達だけでなく，３年生を中心に，学校で勉強したい生徒もたくさん集まってきています。

　そういう生徒達を見守るように，校長室の窓際に飾ってある一鉢の胡蝶蘭。私が４月に校長として赴任してきたとき，かつての軟式テニス部(今はソフトテニス部といいますが)の生徒達から贈られたものです。

　４月にいただいてから，間もなく４か月になります。その間に，上の写真のように成長しました。写真の上の方に，最初の位置を示す金属の支えが写っていますね。そこから下に伸びている部分が，４か月の間に新たに成長した部分です。白い花も元気です。

　いただいたときには，枝が金属の支柱に固定されているので花は室内を向いていましたが，新しく成長した部分は，支柱に固定されることなく自然に伸びていったので，花は太陽の光を求めて全部窓の外を向いています。その元気さ，まっすぐに伸びようとする勢いは，この鉢を贈ってくれたテニス部員達にピッタリな感じがします。

　彼女たちの多くは，もう「お母さん」です。窓際を見るたびに，カードに書かれた名前を見ながら「きっと明るいお母さんなんだろうな」と，思っています。

　在校生は勿論ですが，卒業生って，本当にいいものです。

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