今日からまたいつものように，課外や部活動が始まりました。昨日までとは違い，廊下や体育館からは生徒達の声が，そしてグラウンドからは，“カキーン”という金属音が聞こえてきます。生徒がいると，“学校が生きている”ということを実感できます。

　午後の化学実験室では，２年生が化学の実験に取り組んでいました。日頃の50分の授業では，時間的な制約があってなかなかできない実験を，この夏休みの課外で，時間を気にすることなく実験していました。

　粉状のイオウを加熱していくにつれ，その性質が変化していくことを確認する実験です。どんな実験でも，上手くいくとうれしいものです。今日の実験では，自分たちの結果を携帯で写真に撮っている生徒もいました。実験を通して，「写メに残したい」という感激を味わってくれたのです。

　目を輝かしながら，「うわぁ！」「ねえ，見て見て！」「すごいね，これ！」「すげぇー！」こんな言葉が生徒達の口から出てきたら，それだけで実験は成功です。今日の実験は，まさしくそんな実験でした。

　化学実験室と廊下を一つ挟んだ校舎の外では，テニス部が，今日の暑さをものともせずに試合形式の練習をしていました。

　勉強も部活動も，何でも一生懸命に取り組む姿勢を大切にする，それが日立北高です。

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