Nippoku Style | 気持ちよさそうに飛び回っている
 
 夕暮れ近くなると,本校の周囲をたくさんのツバメが,気持ちよさそうに飛んでいる光景を目にすることが出来ます。
 それまではどこに行っていたのか,日没の1時間ぐらい前から本当に多くの姿を見かけるようになりますが,あるときを境に,今度はその姿が見られなくなるのです。本当にあっという間です。
 ツバメたちは申し合わせでもしたかのように,校舎の軒先につくられている自分たちの巣に,ドンドン入っていきます。今の時期は,きっと,子育ての時期なのでしょうね。
 ツバメの巣は,軒先など,人間が生活している場所の近くに多く作られていますが,人間を怖れないのかなと思っていました。
 でも,こんな記事を見つけました。
 「ツバメが人目につきやすい所で営巣するのは,巣や卵や雛を,他の鳥の攻撃やヘビなどから守るためのようです。人がいつもいるところ,人の出入りが多いところでは,巣を奪うスズメや卵や雛を狙うカラスなどが近づかないことから,力の弱いツバメは人間の近くで営巣することによりその非力をカバーしていると考えられます。」
 これが本当なら,人間の近くで産卵することは生きる知恵なんですね。
 夏休みも今日でおしまい。
 あしたからは,また,生徒達の元気な声が校内に響き渡ります。生徒達の元気な姿の見える学校が,一番自然だと感じます。


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会