Nippoku Style | 教室においしそうなベーグルが
 
 今日は定期考査の二日目。午後4時頃には生徒達もほとんど帰宅しており、廊下を歩いていても静かです。
 あるクラスの前を通りかかったら、なんと、黒板の脇に、おいしそうなドーナツが下がっていました。見るからにおいしそうで、思わず食べたくなってしまうほどの出来です。
 本校では、各クラス毎に教室を施錠することになっているので、黒板の脇に鍵が下がっているということは、このクラスの生徒がまだ残っていることを意味しています。
 鍵には各クラス毎に、それぞれ個性的なキーホルダーがついていますが、何となく担任の先生の人柄を想像できるものが多いように感じます。
 その教室を通り過ぎたとき、そのクラスの生徒と出会いました。
   「おいしそうなドーナツが下がっているね。」
     「先生、あれはベーグルですよ。」
   「ドーナツじゃないの?」
     「違いますよ、ベーグルですよ。」
 写真を拡大してみると、ホントにおいしそうなベーグルです。
 当番の生徒が、毎朝職員室に教室の鍵を取りに来ますが、キーホルダーを見ながら担任の先生の気持ちを何かしら感じているのでしょうね。ただ鍵を取りに来るだけで何も感じないような人間ではなく,「先生はどうしてこのキーホルダーをつけたのかな?」と担任の気持ちを感じられる生徒であってほしいと思います。
 担任の先生って、何をつけようか結構迷ったと思いますよ。


copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会