Nippoku Style | センター試験なんてまだまだ先だろう?
今日で定期考査も終了です。
ほっとするのも束の間、3年生対象に「大学入試センター試験」の説明会が行われ、全員に「受験案内」を配付しました。
「センター試験なんかまだまだ先だろう。」と思われる方も多いと思います。
確かに、センター試験は来年の1月15日・16日ですが、9月1日からはすでに受験案内の配付も始まっており、「大学入試センター試験の出願期間」は10月1日から10月14日と、手続きが直ぐ目の前に迫っているのです。
センター試験は、国公立大学を受験する者は勿論のこと、私立大学を受験する者の多くも受験しています。それは、センター試験の点数で受験できる私立大学がたくさんあるからです。言い換えれば、国公立・私立を問わず、大学を目指す受験生にとっては、センター試験を受けるのは当たり前になっているのです。
本校でもここ数年は、就職する者を除くほぼ全員が受験しています。学年のほぼ全員が受験することで、「受験は団体戦だ」ということが生徒達にも理解されるようになり、学校としての一体感が3月まで続くといっても過言ではありません。就職などで早い時期に進路が決まった生徒達も、その一体感の中で自然に周りの者に対する気遣いや配慮ができるようになり、年末・年始の課外時には、恒例のお汁粉作りなどを手伝ってくれるようになります。そういう学校としての一体感が、好結果に繋がっているのだと思っています。
卒業生を見ていると、高校卒業時の「進路選択」という壁を乗り越えることで、多くの生徒達は人間的にたくましくなり、そして大きく成長していきます。そのため、受験にどう取り組んだのかということは、どの大学に合格したのかということよりも,生徒のその後の人生に大きな影響を与えると思っています。
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