Nippoku Style | 自分の人生をどう生きようか
本日、道徳の公開授業として、1年生を対象に「職業観育成セミナー」を行いました。
茨城県の県立高校での「道徳」も今年で4年目を迎え、生徒の生活や生き方に影響を与える大切な授業となっています。本校では、「自分自身」「他人とのかかわり」「自然や崇高なものとのかかわり」「集団や社会とのかかわり」の四つの内容を設定し、その中を更に細かい項目を分け、生徒の発達段階に応じたテーマで授業を行っています。
その中で、今日行われた「職業観育成セミナー」を本校では、「自分自身」の項目である「理想の実現・真理愛」、「集団や社会とのかかわり」の項目である「協力・役割と責任」及び「勤労・奉仕の精神」に関する内容と位置づけて実施しました。
今日は講師として、次の皆様にお話をしていただきました。
茂木恵一郎 様 (北茨城市教育委員会生涯学習課)
鈴木あゆみ 様 (高萩市給食センター)
蛭田 和江 様 (日本医科大学付属病院)
涌井 遼平 様 (日本原子力開発機構)
小野 浩志 様 (近畿日本ツーリスト)
講師としてお招きした5人のうち3人が本校OBで、生徒達にとっても身近な存在であることから、質疑の時には、OBの皆さんの高校時代のことについての質問なども出ていました。
今回のセミナーは1年生を対象としたものだったので、「職業」というものをまだ実感としてとらえられない生徒も多くいると思います。しかし、いつかは誰も仕事に就くのですから、早い時期から繰り返して職業観を育てる努力は必要だと思います。それに、「職業観」の育成は、最終的には「自分の人生をどう生きるか」につながっていくと考えています。
今日のセミナーをきっかけに、生徒達が自分の職業について少しでも考えるようになってくれることを、もっと言えば「自分の人生をどう生きようか」という発想に少しでも近づいてくれることを願っています。
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