Nippoku Style | 校長先生 これどうぞ
 
 朝から青空が拡がった今日、天気は良くても気温は低く風も強いので、屋外で練習する部活動の生徒にとっては寒い一日でした。
 しかし、生徒達はそんな寒さをものともせずにグラウンドを元気に走り回っているし、テニスコートからも、ソフトテニス部員達の元気な声が遠くまで聞こえてきました。午前中の練習も終わり、昼食時にみんなで特別棟の南側に一列に並び、日向ぼっこしながらお弁当を美味しそうに食べている生徒の微笑ましい姿もありました。
 午後になり、化学実験室を覗いてみたら、2年生がアルコールの基本性質を確認する実験をしていました。ピペットの使い方は理屈ではわかっていても、いざ自分で試薬をとる時になると、緊張から手が震えて上手く取れなかったり、慎重になりすぎて時間がかかってしまう生徒もいました。「わかる」と「できる」は違うと言うことを、実験での器具の使い方をとおして、生徒達は実感していると思います。
 気温が低くても晴れていて風通しがいいので、保健室の前には、生徒用ベッドの布団や毛布が干してありました。その布団を見て、今年何人の生徒が保健室のお世話になったのだろうと思いながら職員室に行ったところ、3年生から「校長先生、これどうぞ」と小さな袋をいただきました。生徒手作りのクッキーでした。
 職員室にはたくさんの生徒達がいて、それぞれが先生達と話をしていました。その光景を見ていると、日立北高は本当に生徒と教員の距離が近い学校だと改めて感じます。話のできる先生がたくさんいる学校、これが日立北高の魅力の一つです。


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