Nippoku Style | トントン拍子の日北豚汁
 
 今日一日で、今年一年もいよいよおしまいです。
 試験を間近に控え、学校で勉強したいという生徒の要望を受けた職員が、交代で学校を開けています。3年生の各教室やJOYホール、そして会議室などで約120名の生徒達が一心に勉強していますが、全員が希望校に合格できることを祈ってます。
 3年生にとっては大学入試センター試験まで3週間をきり、本当に試験直前という今日、学校で勉強している生徒達に「トントン拍子の日北豚汁」が振る舞われました。
 この豚汁は教員有志が中心になり、「日北応援隊」の生徒達に手伝ってもらってつくり、登校している生徒達に配りました。
 「日北応援隊」というのは、推薦入試で合格した生徒達のことで、一般入試に向けて頑張っている仲間の役に立ちたいという集団です。本校では、推薦入試で合格した者もみんなと同じようにセンター試験の勉強をしていますが、その勉強時間を少しだけ割いてもらい、豚汁をつくって分ける手伝いをしてもらいました。
 大鍋で味噌を溶いていた生徒から「なんか主婦しているみたい。」という言葉が出てきたり、「あれえ、誰だっけ?家政に決まったのぉ。」「え、誰だっけ。私かなぁ。」などの会話も聞かれ、楽しい雰囲気の中で豚汁はつくられていきました。
 大きな鍋につくられた豚汁はあっという間になくなってしまいましたが、生徒達はみんな楽しそうに食べていました。生徒達は立ったまま食べながら、「なんか楽しいよな。」「日北だけだよね。こんなことやってくれるの。」「なんかキャンプみたいで楽しいよね。」などと豚汁を味わいながら、心のこもった一杯の豚汁をそれぞれに楽しんでいました。


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