Nippoku Style | 黄色い畳の柔らかさ
 
 昨夜から今朝にかけての荒れ模様の天気は各地に大雪を降らせましたが、本校周辺では初めこそみぞれ模様でしたが、結局雨になりました。
 その雨がつくり出した大きな水たまりに映る本校の白い校舎が、時々吹いてくる冷たい風に揺れる様は、見ていてもなかなか趣のあるものです。
 そんな寒さの中、格技場の畳の一部を入れ替えを行いました。
 本校の畳は開校以来30年間使われてきたので堅くなってしまい、投げ技の練習のときにはマットを敷いて痛みを和らげていました。そのため、試合に必要な大きさの部分だけを、今までの緑の畳から黄色の畳に入れ替えました。新しい畳に乗ってみると、古い畳と柔らかさ(クッション)が全く違うことが、素人の私にもよくわかります。
 入れ替えをしている方に話しかけると、今朝早く、山形を出発して日立にいらしたことがわかりました。途中、高速道路が事故で通行止めになり、一般道を走らなければならなかったので、予定より遅れてしまったと話していました。
 「遠くて大変でしたね。」と私が言うと、「そんなことないですよ、高速使えば、山形から日立は近いですよ。このあと、夕方までには家に帰れるし。でも驚きましたね。もう梅が咲いているんですから。雪がないの、このあたりだけですよ。」と話してくださいました。
 そんなことを話しているうちに、無事畳の入れ替えも終わりました。柔道部の生徒達が、この新しい畳の上で思う存分練習し、少しでも技を磨いてくれることを願っています。


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