Nippoku Style | 雪が降って見えるもの
今朝降っていた冷たい雨が、午前9時頃からみぞれに変わり、午前10時前には予報どおり雪になりました。
雪が降り出してからは気温もグッと下がり、授業のために校舎と校舎をつなぐ渡り廊下を行き来する生徒達も、そこを吹きぬける冷たい風に思わず「うわぁ!さむーい!」と声を出して震え上がっていました。
外気温は低くても教室の中は別です。生徒達の熱気があふれている教室の中は室温も高く、外から見るとどの教室の窓ガラスも曇っており、その曇りから生徒達の授業に対する熱心さを感じました。
こんな雪の日になると、はっきり見えるものもあります。それは、正門を入って左手にあるツツジの植え込みに隠されている、校章をかたどった「北」の文字です。
この文字は、ツツジが咲いたときに「北」の文字が浮き出るように、技術職員の皆さんが普段から手入れをしてくれているものです。雪が降るとよくわかりますが、正門から見て「北」と見えるように刈り込まれています。
この「北」の文字だけではありません。雪が降ることで、本校の植木が本当によく手入れされていることが際立ちます。日頃はあまり気付かないかもしれませんが、雪が植木の上に積もることで、どの植木も丁寧に剪定されていることが誰の目にもよくわかります。
「うー寒い!」と背中を丸めたくなる雪でしたが、技術職員の皆さんがいつも立派な仕事をしてくれていることに対し、改めて感謝したくなる雪でもありました。
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