Nippoku Style | いいかげんな気持ちでは戦えない
甲子園出場をかけた高校野球茨城大会が7月9日から始まりました。日立北高は2回戦が初戦で、高萩清松高校と波崎柳川高校の勝者と7月18日に対戦します。
震災の影響で、調整は例年より遅れているので初戦が遅いのは好都合です。調整の最終段階として、7月2日、3日に本番を想定した練習試合が計画されました。2日は福島県立勿来工業高校、3日は福島県立磐城高校が相手でした。その様子が朝日新聞に紹介されました。
勿来工の鈴木茂監督は「福島では対戦相手や場所を探すのも大変。茨城の高校の対応はとてもありがたい。」
日立北主将の久保木啓祐君(17)は「置かれた状況がより大変なチームが相手だと、いいかげんな気持ちで戦うわけにはいかないという意識が高まり、頑張れた。」と話す。
震災で練習ができなかった代わりに、ボランティア活動などを通して貴重な体験をした野球部員はひとまわり成長しています。今回、より困難な環境でもひたむきに野球に取り組む福島県のチームと交わり、モチベーションがさらに高まり大いなる勇気をもらったはずです。
18日の試合で、その気持ちをすべて出し尽くすことを願っています。
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