Nippoku Style | 筑波大学で発表しました
 
 本校の2年生有志4名が筑波大学で行われた高大連携シンポジウムで発表しました。 筑波大学が行っている「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)」に本校が参加し、この4人が筑波大学の大学院生2名の支援を受けて研究しました。
 研究テーマは生徒達が考え、「Smartに夕飯を決めよう」という身近なものです。内容を簡単に紹介します。
   ・本校生へのアンケートから好きな夕食メニューの情報を得る。
   ・その中から、栄養のバランスや食材を検討し、7食を決定する。
   ・ある生徒宅をモデルに、購入するスーパーや専門店を決定し、それぞれの距離を測る。
   ・スーパーの特売日と特売する食材を調べて、単価を決定する。
   ・まとめ買いをした場合と毎日買い物をした場合の比較をする。
   ・買い物には車を使用し、そのガソリン代も費用に加える。
   ・上記のプログラムを組み、最も安く作る方法を求める。
 発表はやや硬かったが、内容もすばらしく評価の高いものとなった。4人に話を聞きました。
○苦労した点…学習していない分野の数学を理解すること。研究内容を数式に置き換えること。発表用パワーポイントの見やすい構成。発表用読み原稿の作成。定期テスト直前の発表でテスト勉強ができなかったこと。
○良かった点…数学が生活に役立つことがわかり、勉強する意欲が湧いてきたこと。大学の大きな階段状講義室で高校や大学の先生の前で発表できたこと。4人で協力して試行錯誤することができ、発表も4人で分担して行えたこと。
 それぞれに感想を聞きました。
   清水貴弘(平沢中)君 「合宿で一緒だった緑岡高校より内容が良かったのでうれしい」
   酒井祐太(常北中)君 「発表はとても緊張したが、その体験を味わうことができた」
   神長大輝(大久保中)君「苦労してプログラムを組み、疲れたがとても勉強になった」
   重中秀介(大久保中)君「悔いのない発表ができ、大学の雰囲気が味わえてよかった」
 SPPの目的である『児童生徒の科学技術、理科・数学に対する興味・関心と知的探求心等を育成すること』は十分に達成されたようです。


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