Nippoku Style | とてもわかりやすい説明でした
2年生対象の日北セミナーの第3回目が行われました。文系の生徒対象の講義は「やっかいな放射線と向き合う」というタイトルで、内容も放射性物質及びその人体への影響、茨城県の汚染状況からその対策までと生徒だけでなく、我々教職員にもとても有用なものでした。
講師は茨城大学人文学部の蓮井誠一郎先生です。蓮井先生はお仲間3人で組織した茨城大有志の会のメンバーです。3人のご専門は放射能とはまったく関係ない分野ですが、同じ子育て世代を支援する目的で講習会をされています。素人が情報収集してまとめたものを伝える活動です。スタンスは自分で判断する材料となる正確なデータや情報を提供するだけで、放射線にどう対応するかは個人の選択に任せるということです。
いつも熱心に聞いている生徒たちですが、メモの量も多く真剣そのものという様子でした。「危険性を把握して安全策をとるか、気にしないのかは個人の判断であるので、他人任せでなく自分で調べて対策を取りたい。」生徒に自覚が芽生えたセミナーでした。
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