Nippoku Style | 獣医になった先輩の話はとても刺激的でした
 
 10日に行われた進路講演会(獣医師:岸本海織さん)のレポートからいくつか紹介します。
 一番心に残ったことは「自分の憧れを『無理』で終わらせるな」です。私は「今の憧れ」を「どうせ夢だから」と考えていました。岸本先生のこの言葉で価値観が変わりました。私が「いいなあ」と思っている仕事についての全ての情報を収集してみようと思いました。(1年)
 「学問を愛する、楽しむ」この言葉は、とても心に響いた。私は嫌々勉強していた。また、「自分が努力していることを誇りに思う」「進路は憧れで決まる」はとてもいい言葉だと思った。自分に誇れる何かをすることはとてもかっこいい。明日死んでも、今日が悔いの残らないように最高の努力をしたい。(1年)
 自分の頑張りは、無駄ではないがまだまだ足りないと思いました。探究心はあります。勉強することも嫌いではありません。「大学に行って学ぶ」意味をよく考えて、勉強はもちろん、何でも1日も早く取り組みます。勉強させてもらっていることに感謝し、少しでも人の役に立てる人間になりたい。(2年)
 自己紹介を見た時、私と同じ町内出身で、同じ小学校出身だったことを聞いてびっくりした。画像診断が犬などの小動物から牛や馬などの大きい動物、おもちゃや肉まであり驚いた。3D画像や動画は迫力があるし、骨や肉も立体的で色までついていて面白かった。獣医の仕事に、畜産科学や食の安全まであるなんて思ってもみなかった。(2年)
 自分自身を突き動かされる言葉ばかりだった。努力を隠そうとしている自分に気付かされた。また、圧倒的な努力不足・情報不足であることに気付くことができた。友達と互いに競えあえる関係をクラス全体でつくっていき、受験までの僅かな時間を一生懸命に過ごしていきたい。(3年)
 新鮮な講演会でした。放射線科学は想像とは異なり、とても興味のある面白い学問でした。岸本先生のやりたいことを追求した結果が今の仕事であり、その仕事を愛していることが伝わってきました。「憧れ」が仕事につながることはとてもすてきなことです。流石に岸本さんと同じような生活は無理ですが、”先生”として、”一人の人間”としてとても尊敬できる人物でした。(3年)
 岸本海織さんもマシコタツロウさん同様「好きなこと、憧れていることに没頭しましょう」「努力すれば夢は叶います」とおっしゃっていました。本校自慢の先輩方です。お二人の講演で「やる気」が出た皆さん、”すてきな先輩のように”頑張って下さい。期待しています。


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