Nippoku Style | 光陰矢の如し
生徒昇降口上の時計が新しくなりました。
古い時計が寿命を迎えましたので、新調することにしました。これまでの時計は昭和60年入学の第5回生の卒業記念品として寄贈されたものです。昭和63年から20年以上の長きに渡り本校生を見守ってくれました。ありがとう、お務めご苦労様でした。我々も定年まで役目を全うして静かに引退したいものです。
時計も最近は電波時計が主流になり、正確に時を刻んでいきます。もちろん新しい時計も電波時計です。本校の歴史とともに、末永く時を刻んでほしいです。
ところで「うるう秒」の存続か廃止かの議論がニュースになっていましたが、当面存続されることになりました。地球の自転の遅れに合わせて原子時計を調整するため、数年に一度「うるう秒」が挿入されてきました。挿入は過去40年間に24回ありました。去る1月19日、ジュネーブであった国連の専門機関、国際電気通信連合の総会で廃止提案の決定が先送りされました。
その内容を紹介します。不定期に行われる「1秒」の挿入がコンピューターの誤作動を起こす可能性を懸念する米国、日本、フランスなどの廃止派と、「現状でも問題はない」などと主張する英国、カナダなど存続派の間での議論が紛糾し、合意できませんでした。3年後の2015年に開かれる次回総会での決着を目指すとのことです。
たかが「1秒」についての議論ですが、その結論を得るまでにはたいへん長い時間がかかりそうです。「1秒」の積み重ねが1時間であり、1日になります。私たちも「1秒」を無駄にしたくないですね。「光陰矢の如し」です。
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