Nippoku Style | 震災で壊れた通路を直しています
先月から特別棟への2階通路の復旧工事が始まっています。
震災による校舎の被害が比較的軽かった本校ですが、特別棟への2階通路が大きなダメージを受けました。1階通路は昨年の夏にきれいに復元しましたので、今回の工事で、2階通路が復旧すれば主だった被災場所はすべて元通りになります。卒業式前には完成の予定です。
ところで、本日の朝日新聞に次のような記事が載っていました。
東日本大震災発生から1年の3月11日の福島市到着を目指し、全国の学生らが2月8日から、30都府県をリレー形式で走りメッセージを募る。テーマは「福島に全国の想(おも)いを届ける」。福島第一原発の放射能漏れ事故で平穏な生活を奪われた被災者らを考える企画だ。
主催するのは、福島大学生を発起人にして昨年10月に発足した「全国学生プロジェクト」で、全国の大学、短大、専門学校生がスタッフを務める。ワゴン車で8日に福島市を出発後、沖縄県から日本海沿いに中国、東北地方をたどるルートと、宮崎県から太平洋沿いに四国、近畿、関東地方をたどる2ルートでたすきをつなぐ。
各地では決められた区間を1人が1キロずつ走り、ワゴン車で伴走するスタッフが沿道などの応援者らに、その地がある都府県をかたどった横断幕にメッセージを求める。走らなかった17道県でもメッセージを集め、3月11日には到着した福島市でつなげ、日本地図にするという。
実行委員長で福島大4年生の佐藤宗さん(22)は「このまま生活できるのかと葛藤しながら、福島で生きることを決めた人もいる。福島を考えてもらう機会にしたい」と話す。以下略
この記事を本校生にみてもらったら、次の感想がありました。
「福島の被災者を元気にする素晴らしい企画だと思うし、こんな企画そのものを考えた大学生が立派だ」
「私にも企画を考えることはできると思うが、ツイッターを通して全国の学生に呼びかけ、実行してしまう行動力に驚いた」
「沖縄を含めて全国をリレーするアイデアがいいし、福島の被災者をいつまでも忘れないようなこの企画は毎年続けてほしい」
すぐに、こんなコメントを返してくれる本校生の感性もすてきです。
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