Nippoku Style | 校庭の放射線量がこれまでの測定値よりかなり低くてホッとしました
 
 本日の午前中、県の職員が校庭の放射線量を測定しました。
 県教育委員会は、毎月1回校庭の放射線量を測定した結果を報告させています。その結果は県のHPに掲載されています。
 国が放射性物質汚染対処特措法を制定し、この法律に基づいて汚染状況重点調査地域などを指定しました。茨城県内では20市町村が指定され日立市も含まれていますが、その目安になった放射線量は毎時0.23 マイクロシーベルトです。その根拠は次のとおりです。
(参考)「放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト」の考え方
 
 放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルトの場における、年間の追加被ばく放射線量は1ミリシーベルトにあたる。
 
  ○ 0.23マイクロシーベルトの内訳
 
  ・自然界(大地)からの放射線量:0.04マイクロシーベルト
 
  ・事故による追加被ばく放射線量:0.19マイクロシーベルト
 
  ○ 1日のうち屋外に8時間、屋内(遮へい効果(0.4倍)のある木造家屋)に16時間滞在するという生活パターンを仮定
 
  1時間当たり0.19マイクロシーベルト ×(8時間 + 0.4×16時間)× 365日 = 年間1ミリシーベルト
 今回、放射線量がこの毎時0.23 マイクロシーベルトより高い学校を対象に県の所有する感度の高い線量計で測定しました。その結果、本校の校庭5カ所の平均値は0.218でした。本校所有の線量計よりかなり低い値でびっくりすると同時にとても安心しました。とりあえずホッとしました。


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