Nippoku Style | 全力で戦いました
 
 第95回全国高校野球選手権茨城大会、本校野球部の初戦が行われました。
 県営球場の第2試合、県立伊奈高校と対戦しました。本校は全校応援です。本校応援団は吹奏楽部・チアリーダー、お助け隊を含めて80名nの大所帯です。青空の下で、遺憾なくその成果を披露することができました。
 試合の序盤は伊奈高校が押し気味で、2回2アウト2・3塁 3回の2アウト1・3塁を何とかしのいでいました。日立北は相手投手の外角低めの速球と緩いカーブにタイミングが合わずノーヒットで3回終了。4回表伊奈高の攻撃、、サードゴロエラーで出塁したランナーを送バントで進塁を許す。1アウト2塁で7番バッターに左中間をきれいなライナーでタイムリー2ベースヒットを許してしまった。直後の4回裏、フォアボールで出塁したランナーを7番荒井が右中間を抜く3ベースヒットで同点としました。さらにピッチャーの暴投をキャッチャーがはじいた、ほんの少しの隙を逃さず、ランナー荒井がホームイン。1安打で逆転しました。
 
その後も両軍ピッチャーが踏ん張り6回を終わって2対1と日立北リードで終盤に突入しました。      7回表、トップバッターにレフト前ヒットを許すと、伊奈高ベンチは当たっている7番バッターに代走を起用しました。足の速そうな代走に、気をつかっているうちにカウントを悪くして、8番バッターを4球で歩かしてしまいました。9番バッターは定石通り、サード前に送りバントを成功させ1アウト2・3塁で今日当たっている1番バッターを迎えました。1番バッターは、初球ボール気味の高めの球を思い切り振り抜き、センターオーバーのタイムリー2ベースとなる。この時点で、3:2で伊奈高校1点リード。この後1アウトをとり2アウト2塁で相手3番バターにレフトオーバーのランニングホームランを打たれて5:2と離されてしまいました。日立北、ピッチャーを交代するも伊奈高打戦の勢いは止まらず、守備の乱れも重なり一挙に7回に9点入れられてしまいました。7回裏、代打攻勢をかけて1点を返すも、残念ながら10:3で7回コールド負けとなってしまいました。
 試合終了後、高校生らしいハツラツとしたプレーを展開した両チームに惜しみない拍手が送られました。本校の大応援団も声をからした精一杯のものでした。「今年こそ勝利して全校生で校歌を歌いたかった。しかし、全力で応援できたので悔いはありません」3年男子応援団員の言葉が、とても爽やかに響きました。


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