Nippoku Style | 第63回全国高等学校PTA全国大会山口大会
 
 山口県で行われた「第63回全国高等学校PTA全国大会山口大会」に,役員の方とともに参加してきました。
 全国から約10,000人の方が集まった今大会は,メインテーマ「夢から志へ」,サブテーマ「たくましく生きるチカラを育ために,今私たちができること」のもと,全体会と6つの分科会に分かれて行われました。
 開会式に先立ち,小学生によるアトラクションがありました。
 開会式後,安倍晋三首相のビデオメッセージ,文部科学大臣の下村博文氏による「日本の教育の再生」というで基調講演で始まりました。現職の文部科学大臣の出席は11年ぶりとのことで、安倍内閣の教育再生にかける意欲の表れかもしれません。下村大臣の講演は盛りだくさんで、様々な問題に触れて大変参考になりました。中でも,「土曜日の有効活用については各方面と協議し迅速に対処したい」との強い決意表明がありました。今後は,高校授業料の無償化・土曜日授業・教員の定数問題等の様々な問題が短期間に大きく変化していくと感じました。
 午後は13:00〜14:00まで,山口県出身の脚本家 福田靖 氏 (龍馬伝・ガリレオ等多数)の講演を聴きました。超劣等生だった高校時代,浪人時代・さらに大学は1年で中退,アルバイトと演劇に没頭した貧乏生活の20代,ふとしたきっかけで踏み込んだた脚本の世界,これらの話を時にユーモアを交えながら,時にテレビドラマの裏話をはさみ,時に自分自身の心情を振り返りながらあっという間の60分でした。               14:20からは 6つの分科会に分かれ,次の各テーマで研鑽を積みました。
学校教育とPTA
進路指導とPTA
生徒指導とPTA
家庭教育とPTA
特別分科会 熟議 〜 地域社会総掛かりで教育現場を支える 〜 
特別分科会 〜 高校再編とPTA 〜 
 本校から参加した3人は,山口県スポーツ文化センターで行われた第一分科会「学校教育とPTA」というテーマの分科会に参加しました。宮城県・千葉県・富山県。徳島県の代表校は,相当な時間をかけて準備し、短時間ながらも実に内容の濃いプレゼンテーションでした。それぞれが独自の切り口で本質に迫り、「参加してよかった」と思わせてくれる内容の分科会でした。
 普段学校にいたのではなかなか得られない情報や考え方に接することで,自分の“井の中の蛙”状態を反省し,それと同時に全国の高校生やPTAの方々のものすごいエネルギーから“これから頑張る力”を得た大会でした。


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