Nippoku Style | 震災復興シンポジウムに本校生が参加いたしました。
 
 12月1日(日)の午後、北茨城市民ふれあいセンターにおいて、『東日本大震災からの教訓  ー若い力とともに地域の絆を高めるー』をテーマに震災復興シンポジウムが開催されました。
 北茨城市長、筑波大学副学長にも参加していただき盛大に開催されました。当日は、天候にも恵まれ、多くの一般参加者がありました。来賓あいさつの後、趣旨説明・基調講演・高校生による震災復興研究(日立北高・福島県立磐城高校)・筑波大学復興事業の中間報告・パネディスカッションと続きました。
 本校生からは2年生2チームが、11月4日の筑波大学での発表に続いて参加いたしました。
本校Aチームのテーマは「茨城県北復興支援バスツアー」です。東日本大震災以後急減した観光客を呼び戻すために、1泊2日のバスツアーを企画いたしました。  
本校Bチームのテーマは「急げ高台へ」です。東日本大震災で日立市内で最も大きな被害を受けた日立港周辺を調査・研究しました。ハザードマップの研究・最短津波到達時間・最短避難経路検証など、現実的な課題研究でした。
 2回目で大きな会場の雰囲気にも慣れ、堂々とした態度で発表し、素晴らしい出来のプレゼンテーションでした。最後の講評で筑波大学の先生方からもお褒めの言葉をいただきました。 今年6月に希望者同士で集まり、何もわからない何も決まっていないところからの出発でした。『どんな課題をテーマとして研究するか?』から始まり、筑波合宿・大学院生のアドバイスなどを参考にして、9月のテーマ設定・10月のフィールドワーク・現地調査・データ収集・現地アンケート・プレゼン原稿制作と様々な場面で活動しました。11月の筑波大での発表前にはプレゼンの準備が間に合わず、休日返上してがんばりました。自分たちで設定した問題にきちんとした解答があるかどうかもわからない問題を解いていくには様々な課題があったことと思います。しかし仲間と協力しながら、一つ一つ課題を解決してきたことで大きく成長できたと思います。来年以降も、後輩達が継続して参加してくれることを期待いたします。




copyright (c) Hitachikita , All Rights Reserved

Supported by 日立北高等学校同窓会「北窓会