Nippoku Style | パキスタン高校生と交流しました。
 
 
定期考査17日(月)まで試験が延期されましたが、
2月16日(日)には、パキスタンの高校生との交流プログラムが組まれていました。大雪で開催が危ぶまれましたが、何とか実施できました。本校からは、平成25年秋にアメリカに訪問した生徒を中心に15名の生徒が交流プログラムに参加しました。日立北高を8時30分に出発し、8:50に高原自然塾に到着しました。自己紹介・ぺア分け・グループ作り・折り紙・クイズ大会の後それぞれのお国紹介を実施しました。本校生は、1年生チームと2年生チームがそれぞれ発表しました。
 
11時過ぎからは、屋外で2つの臼を使って餅つき体験が始まりました。前日の大雪で非常に寒く、強風が吹き荒れるあいにくの天候でしたが、屋外での餅つきを楽しみました。本校生にとっても初めての餅つき体験だったようです。餅つきができたグループから、屋内の食堂へ移動し、ちぎり作業・試食・歓談と進みました。事前にパキスタン高校生情報が少なく、うまく交流できるかを心配していましたが全く問題ありませんでした。アメリカでは何度もプレゼンを成功させてきた自信もあり、堂々と発表しのびのびと交流して楽しいひとときが過ごせたようです。

高校生の伸びる力には、いつも驚かされます。半年前まではどちらかというと引っ込み思案で、人前で話すことが苦手だった生徒が、「KAKEHASI プロジェクト」に参加した後は、別人のように積極的で行動的な生徒に成長しました。何事に対しても、物怖じせず挑戦するようになり、興味の対象が大きく広がりました。多くの生徒は、英語学習に真剣に取り組むようになり成績も向上しています。高校生にそれぞれの個性に合わせた活躍の場を提供することは大変重要だと再認識いたしました。
 運動部の生徒達は、試合のときに友達や家族に応援されることで練習のとき以上にその力が伸びていきます。文化部の生徒達は、自分の作品や研究を発表することや「他人の作品を見ること」「他人に作品を見られること」で、持っている才能を伸ばすことができます。英語に興味のある生徒は、高校時代に海外を体験することや海外の高校生と交流することで学習意欲が高まり、より成長できると思います。
 本校は、平成26年度以降は国際交流事業に積極的に参加する方針を固めました。授業の質を高めて、全生徒の英語力向上に全力を注ぎます。さらに、様々な国際交流の機会を生徒に紹介し、社会の力を借りて生徒を育ててもらうことも、私たち教員の大切な仕事だと考えています。


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