【1】 15年後の社会はどうなる?
○未婚や共稼ぎは当たり前の社会
◯今までの仕事が急になくなる 「キャリアショック」 は今後も続く。
デジカメの登場でフィルム業界は激変した。
同時に、データ通信で写真を請け負う新しい職も生まれた。
◯親世代の常識は通用しない時代が到来した。
◯歯科医の数とコンビニの数では、歯科医の数が1.5倍多い。
歯科医も資格だけでは生き抜けない。子どもの扱いがうまい、英語が話せて外国人も
治療できる、土日も診察するなどの差別化が必要、資格プラスアルファが必要な時代。
◯進路選びから進路づくり
これからの時代は変化の時代 「進路づくり」にはものさしが必要
変化に対応する力が大切、行動指針作りが重要
「どうやって生きてくかは自分で決めさせる」
【2】 やってはいけない進路選び
◯ 「早めに」「安心できる進路を」決めさせたいと願う保護者
大学の中退者は年間6万人 留年率平均13%
目的意識を持たずに安易に大学に入学すると、大きな代償をはらうことになります。
安易に、推薦・AO入試に頼らない。
◯オープンキャンパス・大学案内だけで判断してはならない。
同じ名前の学部でも大学によって内容は様々 情報の読み解き方も大切
中退率・留年率・正規年数での卒業率も確認すべき。
茨城大学 常盤大学 茨城キリスト教大学の学部毎の退学率・卒業率データを
詳細に提示しました。
【3】 保護者として意識しておきたいこと
◯ 複数の専門能力のかけ算で勝負する時代。
工学技術×ビジネスセンス×接客能力
法律知識×語学×ITスキル
医療技術×リーダーシップ×企画力 等
◯「なりたい職業」ではなく「どんな(職業名)なのか」を問いかけることが重要
例「先生になりたい」ではなく「どんな先生になりたいのか?」を問うことが大事。
◯ 自分のものさしを受験までに自分で決めさせる。
◯ 多くの大学が実施する『WEEKDAY CAMPUS VISIT』を活用しよう
◯ 親ではなく、一人の社会人として語ろう。
高校生に伝えたいこと
何事も、『まず、できることからやってみたら?』
体験して初めて理解できることも多い。勇気を持って、まずやってみましょう。
日立北高の生徒も、様々なプログラムに積極的に参加しています。校内では、部活動・生徒会・文化祭実行委員・日北セミナー・学問観育成セミナー・大学模擬授業などです。さらに校外まで広げて、各大学オープンキャンパス・進路研究見学会・3週間程度の海外研修(米国)・SPP研修(筑波大学)・高校生公開講座(筑波大学・茨城大学等)・未来の科学者育成プログラム・筑波大学一日体験実験教室・一日看護体験・県立医療大学テーラーメイド体験プログラム・山形大学夏期セミナー体験等様々なプログラムを用意しています。 勇気を持って参加しましょう。