アメリカ研修５日目です。
　今日は私たちが滞在しているバーミングハムから車で２時間のところにあるハンツビルという町に日帰り観光をしました。ハンツビルは航空宇宙産業で知られた都市で、市民のほとんどが航空宇宙産業に携わっているそうです。 　午前中はAlabama Constitution Villageを見学しました。この施設はハンツビルの過去の生活を保存しておりアラバマ州の歴史を体験できます。ここハンツビルはアラバマが州として独立を果たした場所です。ガイドの話によると州になるためには「土地、６万人以上の人口、憲法」の３つが必要です。このAlabama Constitution Villageにある小屋で1819年にアラバマ州の憲法が制定されたそうです。この小屋はもともとは家具を作るために作られたそうで、木材を削る機械や木で作られたおもちゃを手に取って体験することができました。他にも18世紀のアメリカの書斎、奴隷の部屋、活版印刷機、機織り機を見学し昔のアメリカ人の
　午後からは、NASAマーシャル宇宙センターを見学しました。ここの施設にはアポロ計画で人類を月面に立たせたサターンロケットが展示されています。このロケットはここの宇宙センターで開発され、全長は飛行機より遥かに大きい110mもあります。その他、実際に使われた宇宙服や月の石,アポロ１６号の司令船なども展示されています。展示を見た後は３Dムービーでロケットが宇宙に行く過程を学びました。そしてSpace Shotという絶叫マシーンに乗りました。これはロケットが発射する時の４Gと２、３秒間の無重力を感じられるアトラクションです。生徒達はとても楽しかったらしく２回も乗っていました。
　ハンツビルでは過去と未来の両方を体験することができ、アメリカの歴史をたっぷり堪能できた一日でした。実は予定ではハンツビルに行く予定はありませんでしたが、無理を承知でお願いしたところ、Tim先生とボランティアの学生達が快く承諾して車を出してくれました。彼らのおかげで貴重な体験をすることができました。