Nippoku Style | 高大連携事業に下妻一高・竜ヶ崎一高・日立北高の3校で 参加いたしました。
本校では4年前から、高大連携事業に積極的に参加しています。「数理モデルによる問題発見と解決」というテーマで継続して取り組んでいます。今年度も、筑波大学のご協力を得て、緑岡高校、下妻一高、日立北高の3校合同の研究合宿になりました。研究に必要な数学の知識は、高校2年生ではまだ学習していないため、大学院生の熱心な指導によりある程度修得しなければなりません。皆、必死で頑張りました。その様子を、紹介いたします。
日 時:8/10(日)〜8/12(火)
場 所:筑波大学
参加生徒:第2学年21名
趣 旨:数理モデルによる問題発見と解決
「○○をうまく決めて■■を最小(あるいは最大)にしたい」
趣旨に基づき3班に分けテーマを設定。筑波大学の学生(TA)の指導の下,各テーマの最適化に向け,条件をモデル化(数式で表現)した後,コンピューターにプログラム入力することで具体的な数値を導きます。
日立北 1班「世界遺産を巡る修学旅行」
・本校にもし修学旅行があったと仮定して,青春18きっぷ(5枚1組)を使って日本全国
の世界遺産(18カ所)を巡る場合,最も効率の良い路線計画をモデル化。
日立北 2班「登下校時における危険軽減度の最大化」
・本校周辺の通学路には街灯が無く見通しの効かない箇所が多くあるため,夜間時の交通事
故や変質者遭遇の危険性がある。これらの危険性を軽減(回避)するための街灯・信号の
設置場所をモデル化。
日立北 3班「満腹!健康!おいしい食生活」
・授業を受けるためには朝食が不可欠。とは言え,昼食までにはお腹が空いて授業に集中で
きないことも。そこで間食を摂りつつ1日の必要摂取カロリーを超えないためのメニュー
を最適化。
下妻一高「スクバス,遅刻するってよ」
竜ヶ崎一高「竜一生がコミュニティバスを最適化するとこうなる」
3日間の合宿の後,各班のテーマをスライド発表。
投票によるランク付けで日立北3班が1位,日立北2班が3位となった。今後は各班フィールドワーク等を行なってモデル化を再調整・再プログラミングし,11月3日の筑波大学学園祭での発表に備えます。
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