本校のグラウンド北側には、イチョウの木が植えられています。今の時期、黄色の葉っぱが太陽の光に照らされてキラキラ輝き、とてもキレイです。しかし、見る者は「キレイだなぁ」と思っても、大きなイチョウの木から毎日落ちてくる「落ち葉」の掃除は大変な仕事です。
昨日と今日の写真をご覧になって、イチョウの木の下がキレイなことにお気づきでしょうか。野球部のマネージャーが、毎日汗を流しながら落ち葉を掃き集めているのです。土曜・日曜の練習前には野球部員が手伝ってくれますが、平日はほとんどマネージャだけで頑張っています。野球部員は、練習終了後、限られた時間内にグランド整備をします。雨で練習できなかった翌日は早朝に集まり、出来るだけ怪我をしないように、細心の注意を払ってグランド整備を行います。
　また、入学式・始業式などの学校行事の朝は、昇降口・玄関前・正門前を部員全員で清掃しています。お陰様で、式典当日に本校を訪れる来賓の方々には『日立北高はきれいな学校ですね』と、いつもお褒めの言葉をいただいております。

　イチョウの木からは、毎日毎日、たくさんの葉っぱが落ちてきます。それを、野球部の生徒達が練習する姿を横目で見ながら、マネージャー本来の仕事をこなした上で、毎日掃いてくれています。
　このような野球部員そしてマネージャーがいることを誇りに思います。

---