Nippoku Style | 三年生 頑張っています。
 
 午後5時半過ぎに、2階の職員室に向かうと職員室前の廊下と時間割変更用のホワイトボードを使って、数学の解説していました。入試問題を解いていて、どうしても納得できない問題を聞いているので時間がかかりますが先生方は生徒の納得するまで、根気強く教えていました。その横には、質問の順番待ちと思われる生徒が真剣な眼差しで問題集の模範解答を熟読していました。

 本校の会議室は、職員室の隣にあるため先生方にいつでも質問できると大変人気があります。また、廊下には長テーブルとイスが用意してあります。壁にホワイトボードが貼り付けてあり、マーカーが置いてあるので自由に書き込むことが出来ます。友人同士で良く解法を教え合っています。蛍光灯の照明も完備、自習場所として利用しています。
 毎年、この時期から夕方はかなり冷え込むようになります。エアコンの使える会議室を使用する生徒が多いのですが、毎年必ず廊下を指定席にする生徒が現れます。今日は
『会議室が空いているのに、どうして寒い廊下で勉強してるの?』と聞いてみました。
すると廊下で勉強していた女子生徒達は
『エアコンの効いた暖かい部屋だとどうしても眠くなってしまうので、廊下の方が緊張感が保てるので廊下が好きです。出来ない問題があってもその場で先生に質問できるのもいいとこかな?』と言っていました。管理棟2階の一番奥の部屋も自習室として解放していますが、入ってみると、暖房の効かない肌寒い部屋で10人以上の三年生が真剣に学習に取り組んでいました。

本校は、創立以来34年間 『継続は力なり』をモットーに教員・生徒が日々の努力を重ねてまいりました。『生徒達の持てる能力を最大限に発揮させよう』『伸びしろNo.1の学校を目指そう』と全校集会などで機会ある度に訴えてきました。
今日の放課後の様子を見ていると、生徒たちの真剣な眼差しから大学入試に対する覚悟の強さが伝わってきました。生徒諸君の意欲と先生方の熱意があれば、学力は確実に向上すること間違いありません。日立北高では、『受験は団体戦』をモットーに、学年全体でセンター試験に挑戦するのが伝統です。推薦入試で合格した生徒も、自分の実力を判定するために受験してもらいます。
日立北高の先生方と自分自身を信じて『団体戦』で頑張りましょう。
生徒諸君の健闘を祈ります。
帰りに進路室をのぞいてみると、2学年主任が来年の科目選択の為に生徒と個人面談をしていました。2年担任も、それぞれ、早朝・昼休み・放課後と毎日のように面談を重ね、3年の科目選択を決定しているようです。
『伸びしろNo.1』をモットーにしている日立北高らしい細かな指導現場を見て、日立北高の先生方は本当に素晴らしいと再確認し、本当にうれしくなりました。
二年生諸君、受験勉強は、今日からスタートしましょう。期待しています。


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