Nippoku Style | 日立北に入れてよかったです
 
 本日、第28回卒業証書授与式が、厳粛に行われました。
 式のハイライトは、何といっても卒業証書の授与です。各クラスごとに、担任の先生が生徒一人ずつ名前を読み上げますが、担任にとって最後の呼名となるので、いろいろなことが脳裏をよぎるものです。クラスの代表として壇上に上がる生徒6人は、いずれも緊張した面持ちで階段を登ってきました。クラスの代表が卒業証書を受け取るまで、自分の席で起立している生徒達は、代表の動きにジッと目をこらしていました。
 式典の中では、来賓を代表して3人の方から祝辞をいただきました。3人の方のお話は、すべて生徒達がこれから社会を生きていく上で参考となる貴重なものばかりで、卒業生のみならず、在校生も真剣に聞き入ってました。
 式典終了後、今日の233名の卒業生とともに巣立つはずだった川井将平君の御両親に、特別な卒業証書をお渡ししました。予定にないことだったので、一体何が始まるのかと思われた方もおいででしたが、会場においでの保護者の皆さんも、暖かい拍手を送ってくださいました。(← 川井将平君についてはこちらをご覧ください)
 式典終了後、各クラスごとに最後のホームルームが行われました。各クラスでは担任の先生が、生徒達に最後の挨拶をしていましたが、皆さん、万感胸に迫る思いで生徒達に話をされていました。
 私は廊下を歩きながら、各クラスの最後の様子を見ていましたが、何人かの保護者の方から挨拶をされ、「今日の卒業式は素晴らしかったですね。日立北に入れてよかったです。」と言ってくださった時には、本当にありがたいと思いました。
 卒業生の保護者の方から「日立北に入れてよかった」といわれることぐらい、私たちにとって嬉しいことはありません。今日卒業した233名の皆さん一人一人が、充実した人生を歩んで欲しいと願っています。


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